2016年12月26日
2016/12/25 内宮 正宮
主祭神 天照坐皇大御神(天照大御神)
私の元で戯れていた光の粒が2つ、形を変えてまた私の元に戻ってきた。
新たなる体(勾玉)に形を変え、誇らしげに私の方を向いている。
私はこの子たちと縁を結んだ者に、問うてみた。
そなたはこの勾玉たちに、何を願うのかな。
勾玉たちは、耳を傾けて、そなたの願いを聞き入れようとしている。
自分のやりたいことをたくさん書き出して、それを言の葉として出していくがいい。
勾玉たちは、それを見ているよ。
勾玉たちは、そなたの願いで力を発揮する。
もし願わないとしても、そばでそなたを見守っている。
そなたと共に時を過ごすために、生み出された勾玉たち。
どのような過ごし方をしていくのかは、そなた次第である。
そなたとこの勾玉たちそれぞれの中心に光が宿っている。
たくさんの経験を積んで、その光をたくさんの人たちへ届けておくれ。
私もこの勾玉たちにそっと力を授けておいた。
先の尖った勾玉(大和型勾玉)には、身の危険を察知する能力を、
もう1つの切れ目のない勾玉(猿田彦型勾玉)には、いつも先を見据える能力を授けた。
そなたは勾玉たちとその力を使い、
個ではなく、公けとして、世に仕えなさい。
それがそなたの使命である。