2016年10月01日
2016/10/1 水稲荷神社
主祭神:倉稲魂大神・佐田彦大神・大宮姫大神
とても良い稲を持ってこられましたね。
私が育てている稲と交換いたしましょう。
では、稲にかけた例え話をしましょうか。
地域によっては、田植えをする時期が異なり、
また二期作ができるように、気温によって育て方が違ってくる。
だから種を蒔く時期が異なるのである。
人も同じ。
種を蒔いても、なかなか育たなかったり(学びが遅かったり)
環境は抜群に揃っているのに、種を蒔き忘れたり、また天候に左右されたり。
色んな事が起こるだろう。
それもまた然り。
むやみやたらと種を蒔くというより、
育つであろう土壌と種を選別し、組み合わせていくことが大切。
寒い地域には、寒さに耐えうる種を、
また暑い地域には、暑さに耐えうる種を蒔く。
環境によって成長するか否かは、変わってくる。
まずは環境を見定めよ。
そしてその時期、冬には蒔かぬ。
春先の陽気に誘われ、人々が動こうとする時期に蒔くこと。
これは目に見える季節にこだわっているわけではない。
自分の肌で感じる季節のこと。
自分の土壌を知り、それに合った種を蒔くことで、
望んだ稲が育ち、やがて実をつけるだろう。
土壌作りから、エネルギーは受け継がれている。
※水稲荷神社
東京都新宿区西早稲田三丁目5-43